泉マコトです。
10年ひきこもって、今はそれより長く働いています。
- 小5の3学期から中2まで、学校に行きませんでした
- 大学には進学していません
- 20代のほとんどを、家から出ずに過ごしました
- 20代後半にカウンセリングを受けたことが、外に出るきっかけになりました
- 2014年、28歳のときにB型作業所に通い始めました
- 2016年に別の事業所のA型作業所へ移り、今もそこで働いています
- 2018年に一般就労を8ヶ月経験し、自分の意思でA型作業所に戻りました
- 精神科に通院しながら働いています
- 勤務のかたわらFP2級に独学で合格し、投資を続けています
このブログでは、経験したことは経験として、調べたことは調べたこととして、区別して書きます。医療や診断に関することは、専門家ではないので書きません。
学校に行かなくなるまで
小学5年の3学期から、学校に行かなくなりました。決定的な出来事があったわけではありません。行けなくなった、という感じでした。
中学2年まで、ほとんど行きませんでした。中学3年から少しずつ通うようになり、高校は卒業しています。
そのあと大学受験に失敗しました。浪人したつもりの時間が、そのまま外に出ない生活に変わっていきました。どこで切り替わったのか、自分でもはっきりしません。結局、進学はしませんでした。
家から出なかった時期
20代のほとんどを、家の中で過ごしました。
時間の大半は、ネットに使っていました。ネットサーフィンをして、ニコニコ動画を見て、気づいたら夜になっている。そういう日が、何年も続きました。
その合間に、本も読んでいました。心理学、自己啓発、哲学、投資。読んでいれば、いつか状況が変わると思っていました。
変わりませんでした。
本を読んだ時間が無駄だったとは思いません。ただ、読むことと動くことは別だと、あとになって分かりました。
外に出るきっかけになったこと
状況が動き始めたのは、20代の後半でした。
きっかけは、カウンセリングでした。最初に通い始めたのは親のほうです。その姿を見ているうちに、自分もなんとかしないといけない、という気持ちが出てきました。それで、勇気を出して同行しました。
勧められた面と、自分から動いた面が、半分ずつだったと思います。自分のことを他人に話して何になるのか、とも思っていました。
結果としては、これが一番大きかったと思っています。本を10年読んでも動かなかったものが、動きました。ひとりで考えている限り、同じところを回り続けるのだと、そのとき初めて分かりました。
その後、通院も始めて、状態が落ち着いてきました。そこからようやく、外に出ることを考えられるようになりました。
合う合わないはあると思います。私の場合はこうだった、という話です。
28歳、作業所に通い始めた
2014年、B型作業所に通い始めました。28歳でした。このカウンセラーが開いていた作業所です。話を聞いてもらっていた場所から、そのまま通う場所へつながりました。
週に何日か家を出る、というところからのスタートです。
2016年に、別の事業所のA型作業所へ移りました。一度8ヶ月だけ抜けた時期がありますが、そこ以外はずっとこのA型事業所にいます。
10年以上通ったから語れることがある、とは思っていません。ただ、10年以上通っている人がどこにも書いていないことなら、書く意味があると思っています。
一度、外に出てみた
2018年から2019年にかけて、約8ヶ月間、一般就労をしました。作業所の紹介で、ホテルの厨房で調理補助をしていました。
このとき、A型作業所は退所しています。籍を残して休んだのではなく、いったん辞めて外に出ました。
そして8ヶ月後、自分の意思で、辞めたはずのA型作業所に戻りました。理由は単純で、そのほうが働きやすかったからです。
一般就労を「上」、作業所を「下」と考える見方があります。私はその見方に賛成も反対もしませんが、自分の場合は、どちらが続くかで選びました。
働き続けて分かったこと
人づきあいは、得意ではありません。ただ、10年以上やってみて、思っていたほど苦手ではないことが分かりました。今は、チームのリーダー的な役割を任されています。
必要だったのは、性格を変えることではなく、距離の取り方でした。そこに気づくまでに、ずいぶん時間がかかりました。
一方で、完璧主義と先延ばし癖のほうは、今も直っていません。直らないまま10年以上続いたので、たぶん直さなくても続く方法があるのだと思っています。
生きづらさのようなものも、なくなってはいません。消えたから書けるようになったのではなく、抱えたまま41歳まで来た、というのが正確なところです。
お金についても、似たような話です。作業所の給料は多くありません。それでも10年あれば、できることはありました。勤務しながら運転免許を取り、FP2級に独学で合格し、投資を始めました。株価が2倍になった銘柄を持っていたこともありますし、FXもやってみました。
今のこと
精神科への通院は続けていますが、今はほとんど症状がなく、2ヶ月に1回程度のペースです。日常生活で困ることは、ほぼありません。
最初に通ったB型作業所には、今も週に1回くらい遊びに行っています。用があるわけではありません。行くと落ち着くので、続いています。
趣味は読書と、独学のボイストレーニングとカラオケです。本は読む時期と読まない時期の差が激しく、そこは昔から変わりません。
以前、Webライターに挑戦して、一度挫折しています。今もう一度、書くことで何かできないかと思って、このブログを始めました。
ブログの名前について
「リスタート41」の41は、このブログを始めた年齢です。
来年42になっても、名前は変えません。41は今の年齢ではなく、始めた地点の記録だからです。
やり直しは何歳からでもできる、と言うつもりはありません。そんなことは私には分かりません。ただ、自分は41から始めた。それだけは事実として残しておきたくて、数字を名前に入れました。
このブログで書くこと・書かないこと
書くのは、自分が実際に経験したことです。調べたことも書きますが、そのときは調べたことだと明記します。制度の話をするときは、公的機関の情報を出典として示します。
書かないと決めていることもあります。
- 症状や治療についての一般的な助言。医療の専門家ではないためです
- 不登校のお子さんを持つ親御さん向けの助言。私は子ども側の当事者だったので、そちらの立場では書けません
うまくいった話も、いかなかった話も、そのまま書きます。どうすればよかったかを書くこともありますが、それは私の場合はこうだった、というところまでです。
記事を読むときの前提
- 実家暮らしです。一人暮らしではありません
- 生活が切迫している状態ではありません
- 大学には進学していません
この3つを伏せると、書いてあることの前提が変わってしまうので、先に書いておきます。
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